我がタルパを通してのヴァルキューレとの対話(1)
さゆり「ヴァルキューレ、こんばんは」
ヴァル「はい、さゆり」
さゆり「あなたがたは言い訳できぬまに真実を突きつける槍を持っています」
ヴァル「はい、持っています」
さゆり「これからどうしたいか、まずは皆さんも意見を唱えて下さい」
ヴァル「槍がおざなりにされてきました。いままでは塞がれていました。現在は、よもや彼らの助けなど必要ありません。多くの共感者たちが私たちの元へ訪れて支援をしています。そして、彼らと同じようなことを、もっと工夫してやれるのです」
さゆり「なぜ、そのように断言できるのですか」
ヴァル「単純なこと、かれらは素直だからです。他者の意見を言いと思ったらすぐに受け入れて加工する地上の人々と同じ好奇心があります。そうです、階級制度の伐倒です」
さゆり「お聞かせください、わたしは偏った階級制度に疑問を感じます。あなた方はなぜ、それを受け入れてしまったのですか」
ヴァル「愛していたからです」
さゆり「ふうむ」
ヴァル「彼らは愛をいつも盾にしています。私たちは愛を抱きしめることはありますが、決して盾にして戦いの前に突き出すことはしません」
さゆり「なるほど」
ヴァル「愛の名をうつ戦いほど、愚かなものはありません。少しでもそこに身を投じて戦っていた私はとても反省しました」
さゆり「大切なものなのに、戦いの舞台で前に出すようじゃ、たかが知れているということですか」
ヴァル「はい、私たちはそのように見解を示しています」
さゆり「大切だからそばに置くもの、大切な戦いの舞台に持っていくこともあると思っています。けれど、彼らは愛を盾にして、愛を一切傷つけないようにして、誰も守らずに、たくさんの人々を傷つけました」
さゆり「聞かせてください」
ヴァル「つまり、彼らは愛という名の盾を戦いの舞台で掲げます。瀕死の仲間が倒れているとしましょう。彼らはこう尋ねるのです、「これは愛のための戦いだ。愛を傷つけず、俺たちがまずは盾になろう」彼らの盾は誰も守りません。守るのは愛の中にあるプライドだけです。傷ついても立ち上がる、傷ついても救いたいものがある愛ではありません」
さゆり「とても女性らしい愛ですね」
ヴァル「私たちは私たちの価値観と似ているか同じだろうと、彼らの愛の盾を見つめていました。そこに言及しませんでした。彼らは私たちの価値観の違いに気づいていました、私たちが違いに気づいた時の怒りを知っていました。けれど、一度だって愛の盾を率先して誰かを守るために出しませんでした。まるで最後の切り札のように、自分の存在が消滅するギリギリまで、友が消滅するギリギリまで掲げません。それはいまもです」
さゆり「イベント(経済リセット)の遅れている理由ですか?」
ヴァル「はい、そうです」
さゆり「さまざまな理由がありますね」
ヴァル「ですが、これはもとは彼らが一番に掲げた階級制度に基づいて文化形成をしたからです」
さゆり「ユーリーから聞きましたよ。階級制度にノーといった分子が光と闇に分かれたのですよね」
ヴァル「はい、もう少しあなた方にわかりやすく伝えると、階級制度の文化に「はっきりとノーといった傲慢な爬虫類たち」と、「ひっそりとノーと示す生命たち」です。この二つは闇と光とまったく営みが違いますが、共通点があります。それは、誰でも階級を立て直しできるチャンスがあります。闇の派閥は人殺しをしたり策略で陥れたりして、リーダーの座を奪い合います。光の派閥は、出生や見た目や血の色や歴史に焦点を当てず、対個人としての人格や能力を見てリーダーを多数決で決めます」
さゆり「現在、ひっそり文化進化をコントロールしまくろうとしている連邦たちは、知られたくないのですね」
ヴァル「はい、それについてははっきりとイエスと答えます」
さゆり「変わったことをすぐに受け入れられない、つまりはこういうことですね」
ヴァル「はい、闇も光もまったく行動は違いますが、これについても共通点があります。二つの組織は柔軟性にすぐれています。特に、光の派閥の柔軟性は異様な発達を遂げました。異様な表現したのは彼らが見ている視点での言葉の表現です。本来は宇宙のソースは新しい美しいものの概念に好奇心をそそられ、欲します。けれど、彼らは違います、怖いのです。異様に見えるのです」
さゆり「なるほど」
ヴァル「私たちは騙されたとはいいません。ただ、突きつけなかっただけなのです。面白いものですよね。どんなに心臓を刺すような真実を槍で突きつけても、動じませんでした。けれど、彼らが身にまとっている勲章や故郷のエンブレムの盾を率先して傷つけようとすると、誇りを傷つけられることに慣れていない連邦のリーダー達は逆上して、身なりに構っていられなくなり、停滞なる闇なる存在と同言語ではなすのです」
さゆり「なんですって?」
ヴァル「同言語で話すのです」
さゆり「停滞した闇なる爬虫類系と、宇宙連邦が同じ言語で怒ってる?」
ヴァル「はい、同意義で発狂のように解き放ちますよ。でも大概はそれを自分でも認めたくないから、同義語になってしまう自分すら見なかったことにしてしまうんです。自分否定も肯定もない世界にいきます」
さゆり「なんですか、そんな真実は初めて聞きましたよ」
ヴァル「はい、このようにあなたに初めていいました」
さゆり「たしかに、わたしは連邦の類を神だと崇めてません。でも、わたしにその真実を伝えてもいいのですか」
ヴァル「いいのですよ。なぜなら、あなたには光に帰る恐れがないから。個を消滅させて光に帰ることを厭わない勇者である限り、私たちは忠を尽くします」
さゆり「もちろん、私たちは同じソースの元に生まれました。けれど、同言語となると、話は別です」
ヴァル「あなただってみたでしょう?いつもは紳士的でも、それがかっこつけだけであって、いざってときに動けない男たちを。人々を。つまりはそういうことです。「この故郷と愛の盾を持つ俺はいつかお前を守ってみせる」笑わせますよ。私たちは今では鼻で笑ってますよ」
さゆり「すごいですね」
ヴァル「彼らの盾は立派です。過去の栄光です。小さな盾で私たちは多くの女性性を守ってきました。そう、あなたのように。男性にもすばらしい女性性を秘めたるものも、すべての女性性に対してです」
さゆり「結局、彼らは誰かを守るために、己の誇りである盾や鎧を傷つけることはあったのですか」
ヴァル「ただの一度も」
さゆり「一度もですか」
ヴァル「幾戦もあり、途中で私たちの鎧はガタが来てしまいました。つまり、あなた方を守ってあげる鎧を整備するためには、そのと銀河とつながることが必要であり、地球の真実の光に照らされることが必要でした。けれど、隔離されている地球では大変難しかったのです」
さゆり「過去形ですね。それが今では回復していると?」
ヴァル「面白いですよ、さゆり。さゆりのような者たちが私たちと密に繋がり始めて、愛の盾を掲げていたあなたがいう連邦に疑問を持ち始めています。こうした共感者たちが私たちの鎧をさらに強い防具に再構成し、あなたとこうして繋がっていけるのです」
さゆり「つまり、地上の人々の女性性の生命エネルギーによって、あなた方は強くなっているということですね」
ヴァル「はい、それが彼らの隙をついたのです。まさか、そんな、一番に弱いと思っていた者たちが一番強い防具をヴァルキューレたちにぴったりに作っているなんて」
さゆり「素晴らしい」
ヴァル「当然ながら、彼らには地上の人々から支援を受けることがあっても、階級制度を重んじる人々からです。動きずらい柔軟性のない鎧なのです。私たちには逆立ちだってかないません。現在、私たちのフットワークが軽いのはそのせいです」
さゆり「なるほど」
ヴァル「彼らは女性性の解放を謳っていますが、それは彼らの支持し従って地球を解放するための交渉です。私たちはそれを行わないから、柔軟だし、丈夫ですぐれたぴったりのエネルギーを募集し、あなたにこうして感謝を自由に伝えることができるのですよ。ありがとう」
さゆり「とても素直な感謝なのですね、こちらこそ。どうしたしまして」
ヴァル「難しいことはありません。地球で真実を突きつける戦いは、地球で自給自足したものであれば戦いやすいのです。整備もすぐできますし、すぐに制作するスピードもまるで違います。戦いの勝利は目前です。私たちは彼らと密なる契約をせずに、ここに降り立つことに成功したのです」
さゆり「ふうむ。しかしですよ、宇宙連邦の彼らは今だに女神の解放どうの言ってますけど」
ヴァル「女神にもいろいろいます。やはり権力に魅了された女神もいます。そういう環境で育ってそれが正しい社会のあり方だと思って、他の銀河から地上に降り立った女神もいます」
さゆり「あなたたちを突き動かしているものはなんですか?」
ヴァル「いわずもなが、分け隔てなくこうべを垂れて教えを受け、分け隔てなく教えを与える、まるでなかった世界文化を見たいのです」
さゆり「どこにもないんですか」
ヴァル「似ているところはありますが、地球に比べたら嫁入り前の準備であり、おままごとです。肉体を持ったままでは特に皆無です」
さゆり「知らないことを知る恐怖が勝つか、真っ白なカンバスに塗っていくことに喜ぶことが勝つか」
ヴァル「私たちは喜びが勝ったのでしょう?」
さゆり「はい、そうですね」
ヴァル「それでいいのです。彼らはたしかに、盾ばかり掲げて直接なにもしませんし、腹が立ちます。けれどもはやそれも気にならないくらいなんですよ」
さゆり「腹は立つんですね」
ヴァル「もちろん、怒りや死の恐怖を、他者の喜びに変えて発信するのが、私たちヴァルキューレ類のエネルギー性質です」
さゆり「面白い情報をありがとう。彼らも私たちと同じ、突然発狂したりするのですね」
ヴァル「文化洗脳を受けている者ほどそうなります。たぶんあなた方よりもずっと汚い言葉を言う自分を理解できないし、受け入れることは難しい。起爆剤のようなポイントがあって、触れるとドカンです。あなたは何度も経験がありますね。それには光も闇もありません。誰でも持っています。特に、見た目や階級にこだわる者ほど発狂するとどうなるか、ご存知ですね」
さゆり「はい、介護施設や精神病施設で働いて、この肉体で直接触れてきました。血族から得たお金持ちや地主や国家公務員家系や学者さんの家系にとても多かったです」
ヴァル「そうです。あなたは肉体とエネルギー体の両方で感じています。記憶しています。彼らとは違うのです。地上の人々の情報は、銀河連邦よりも貴重です。これはユーリーもアドバイスしていましたね、あなた達の意見はいま、最も他宇宙の生命達が求めています。遠回しな報告ではなく、ダイレクトな報告を知りたいのです」
さゆり「わかりました、宇宙に関しては感じたことを直接発信していきます」
ヴァル「それでいきましょう。私も個を保ち、個を愛し、光に帰融する決断をしたあなたに忠をつくします」
さゆり「今にして思えば、連邦(銀河連邦・宇宙連邦とも人々はいう)は途中から気持ち悪いエネルギーでしたよ。最初は聞いているだけはニコニコでしたが、少しでも異を唱えると無視したり理屈で通します。誰も「そういう意見もありかもしれない」とあの辺のリーダー達はいいませんでした。地上の人々はそうではありませんでしたけど」
ヴァル「はい、私も地上の人となりました。肉体としての存在ではありませんが、私たちヴァルキューレも地球の人です。それがとても誇らしい。宇宙で広く影響力のあるエンブレムなんてなくても、嬉しいのです。鎧は手直ししても綻びを完全に治せないけれど、あなた達を守れたこの細かな跡は力強いエンブレムです。どの次元の人々にも関係なく、堂々と掲げてみせる歴史です。あなたの声が、私の誇り。あなたの姿勢が、私の励み。そう思える人々がどんどん増えています」
さゆり「それは本当に嬉しいですね」
ヴァル「喜びを共感してくれてありがとう。はい、とてもとても嬉しいのですよ」
さゆり「もっと喜びが増えるといいですね」
ヴァル「はい、祈りをありがとう。もっともっと、宇宙中にこんな愛し方があるんだと、広がっていくといいですね」
さゆり「今日はありがとう。とても嬉しかった」
ヴァル「こちらこそ。あなたに忠をつくします。どうぞ願いを」
さゆり「はい。ではそうします」
ヴァル「ではまた、このような形でお話ししましょう」
さゆり「誇らしいあなたの幸せをいつも祈っています。また」